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【つもりが一番ヤバイです】
こんにちは。藤間誠二です。
分かってるつもりが一番厄介な問題
あなたの姿勢が問題です。
志半ばで道を外れてしまうのは、「全て分かったつもり」になってしまうから。
この思考は非常に危険だし、一番厄介だったりする。
なぜなら、聞く耳が無くなってしまうからだ。
幼少期に乗った自転車を思い出していただきたい。
おそらく、乗るまでに何度も転んだのではないだろうか?
その都度、ご両親から「あーだ、こーだ」背中から言われたことと思う。
その時、「分かってる!」と反抗しなかっただろうか?
この時、実は分かっていないのに分かってると言ってしまったのだ。
自転車の漕ぎ方、曲がり方など、学ぶべきことはまだまだあるのに、つい、分かってると言ってしまい、聞く耳を捨ててしまうのだ。
さて、
ここで一番の問題が露見したこととなる。
危険な目にあったり、道に迷わない限り、聞く耳を取り戻せないということ。
学ぶ姿勢を取り戻せないということなのだ。
これは誰しも往々にして起こりえることだったりする。
人間とは実に勝手な生き物で、自分の認識次第で態度をコロコロ変えるのだ。
分かってると認識すれば、聞く耳を捨て、理解不足と認識すれば、聞く耳が生えてくる。
この現象がビジネスで起きてしまうと死活問題になりかねない。
分かってるつもりが大問題に発展してしまうからだ。
新しいことを吸収しようとするとき、すでにあなたの思考の中にある既存の解釈に基いて出した結論に至ってしまう。
さらに、勝手な効率を求めるあまり、あなたの思考にある使い古した答えで対応してしまうのだ。
それこそが、あなたの成長を妨げる要因に他ならない。
その先に待ち受けている失敗の壁が訪れると、人は被害妄想にかられ、「自分は悪く無い。周りが悪い、世間が悪い」と、勝手なストーリーを頭の中で展開してしまうのである。
我々ビジネスマンは、おそらく誰しもがビジネスで成功する最低限の要因を理解している。
ビジネスを上手く運ぶためには、己自身を変えることが一番の近道だと。
しかし、分かってはいても、周囲から変えようとしてしまうのだ。
その全ての原因が、あなたの思考にこびりついて離れない「分かってるつもり」なのだ。
私の周りの成功者たちは、自分の知らないことは恥も外聞もなく、素直に聞く耳を持っている。
なぜなら、知ったかぶりは自分のためにならないことを知っているし、知らないことを1秒でも早く解決したい探究心が強いのだ。
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」
私が幼少のころから耳にタコが出来るくらい父に言われ続けた言葉である。
成功者の多くは、道に迷いながらの人生を生きるということに、寸分も迷いがない。
人生は迷ってナンボと言わんばかりに、学ぶことを決してやめないのである。
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