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何かを習得しようとする時に必要なのはどちらですか?
量より質
質より量
どちらを優先したら習得できるんでしょうか?
これは人によって考え方が違うと思います。
効率を求める人は質を高めて出来るだけ短時間で行おうとします。
「逆に量でしょ!」って人は、効率など度外視してでも、とにかく一つのことに打ち込もうとします。
実は成功者のほとんどが圧倒的に「質より量」を大切にしています。
僕の周りの成功者たちが100%そうなので間違い無いと思います。
偉人や先人たちを見てもそれは明らかではないでしょうか。
もちろん、まったく質など見向きもせずに淡々と量だけこなしているワケではなく、量をこなしながら質も向上させています。
う~ん…
ちゃんと本質を捉えながら圧倒的な量をこなしていれば、必然的に質に変化するといった方が適切かもしれません。
かくいう僕の場合がそうでしたから。
サラリーマン時代
僕は、明らかに巧遅でした。
全部の条件が揃っていなければ行動が出来なかったんです。
行動を起こす前から効率重視な人間でした。
今はと言うと、まるで逆。
拙速命です。
「あっ!これ良いかも…」と思った瞬間に行動を始めています。
失敗することとかは一切考えてません。
見切り発車をすることすらあります。
で、とにかく圧倒的な量をこなします。
何度も失敗を繰り返しながら。
人生って結局のところ「トライ&エラー」の繰り返しでしかありません。
だから最初から質を求めても、エラーの量が少ないので、成功の量も比例して同時に少なくなってるのではと感じています。
それは勉強でも仕事でも同じこと。
例えば、僕が1日1時間の学習で東大に入れるか考えれば分かるかなと思います。
そもそも僕は勉強が嫌いだし、頭が良いワケでもありません。
地頭もそんなに高くないと思うので、どんなに効率的に勉強したとしても1日1時間の勉強では俄然無理な話です。
東大に合格するまで何年かかるんだろう…って途方に暮れます。
こうなると思考はどうなるか…
そう、諦めの境地に陥ります。
これが成功出来ない人の特徴だってことです。
では、僕が東大に合格するために何をしなければならないか。
1日に圧倒的な量の勉強をすればまだ見込みはあります。
もちろんちゃんと質を向上させながら、繰り返し繰り返し圧倒的な量の勉強をするんです。
そしたら、こんな僕でも東大に入れる可能性は十分にあります。
昨日もお伝えしたことですが、まずは「無理…」っていう限界値を放棄して、とにかく愚直に目の前のことにチャレンジをし続けていくことが重要でなないでしょうか。
「1万時間の法則」
というのを聞いたことがあると思います。
これは、マルコム・グラドウェル氏が提唱した法則で、偉大な成功を収めた起業家や世界的に有名なスポーツ選手など何かの分野で天才と呼ばれるようになる人達に共通しているのは、10,000時間というこれまでに打ち込んできた時間が関係しているというもの。
ビル・ゲイツやビートルズ、モーツァルトがこの法則に当てはまるそうです。
日本人だと、イチロー選手や体操の内村航平選手が同じことを言っています。
ある分野で一流・天才と呼ばれるような人たちからも分かる通り、センスや才能に関係なく凡人をはるかにしのぐ練習量を経験しているという事実をもって証明されていて、努力次第で誰もが天才になれる可能性があります。
ただし、1万時間を一点集中させ何かに取り組んだ者のみ許された世界だったりします。
それくらい、量がすべてを凌駕します。
その昔、幼いころに始めて乗った自転車を思い浮かべてもらえば分かると思います。
何度も何度も転びながら段々と転ばずに乗れるようになったハズです。
「どうやったら転ばずに乗れるだろうか…」
最初から質を求めてたら乗れるようになるのも遅かったのではないでしょうか。
これこそが、数をこなさないと得られないものなんです。
最後に
とにかくまずはチャレンジしてみる。
四の五の言わずに行動を始める。
かつ、一点集中で圧倒的な量をこなす。
圧倒的な量を積み重ねていると、質に変化する部分を感じることが出来るようになります。
最初から質など求めず、愚直に量をこなすことが成功者への一番の近道ではないかと思います。
昨日お伝えした「限界点」など放棄して、あなたも圧倒的な量をこなしてみてください。
「もうダメだ…」と思ったところからが本当の勝負です。
繰り返し繰り返し思考行動することをオススメします。
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