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【努力とは、他人がくだす評価】
こんにちは。藤間誠二です。
努力とはなんだろう
簡単に使われる言葉だが、実は本当の努力ってどういうことだろう。
結果を出せなければ努力など意味がないと考える人も多い。
しかし、何かで結果を出す人のほとんどが、おそらくほぼ例外なく努力をしている事実がある。
もちろん、努力の全てが良い成果に繋がることは無い。
しかし、私は思う。
努力無くして成功は無いと。
一方で、努力が苦手という人もいる。
こんな人は大概、物事を続けられない傾向があるように感じる。
冒頭でもお伝えしたが、
努力とはいったいなんだろう。
努力の定義とはいったいなんだろう。
努力できる人、努力できない人
努力できるからといって「能力が高い」ワケではない。
努力できないからといって「能力が低い」ワケではない。
おそらくこれが結論だろうと思うことがある。
それは、「考え方、捉え方」の違いではないかと。
その「考え方、捉え方」の違いを羅列して「努力」を定義づけしてみたい。
まず、前提としてあるのが、努力とは精神論や根性論ではなく、単なる方法論にすぎない。
特別追い込む行為ではないということだ。
正に考え方の違いなのだが、効率良く続けるための方法が努力ということではないかと思う。
よく言われるのが、「その結果は努力したからだね」と。
しかし良く考えてみて欲しい。
努力する人ほど、結果よりも、結果がでるまでの過程を重視している。
結果は結果にすぎず、そこに至る経緯が大切なのだ。
努力したからといって報われる保証もないし、成果に繋がるという客観的な証明もできない。
しかし、努力をする人のほとんどが、「努力することの価値」を信じてやまない。
エジソンの名言に「天才とは1%のひらめきと99%の努力」というのがある。
この言葉からも分かる通り、努力こそがひらめきに必要なものであり、努力が最も重要であると。
最後に
努力する人の代表とも言える、イチロー選手を引き合いにして終わりたい。
イチロー選手は言う。
「夢をつかむというのは一気にはできません。小さな事を積み重ねることで、いつの日か信じられないような力を出せるようになっていきます。」
本当の努力とは小さなことを積み重ねることだと、イチロー選手は誰よりも理解しているのではないかと思う。
そして、「4000本安打には、僕の場合、8000回以上悔しい思いをしている。その悔しさと常に向き合ってきた事実は誇れると思います。」と。
打てなかったら、何故打てなかったかを分析し、その対応をしてきたという努力を積み重ねたイチロー選手だからこそ辿りつけた4000という数字ではないかと思う。
つまり、イチロー選手は誰よりも努力をしたからこそ、今もなお超一流のプロ野球選手として現役でプレーができている。
努力もさることながら、イチロー選手の秀でている点は、努力の根拠である。
イチロー選手が小学生のときから持っていた『目標』があったからこそできた努力なのではないだろうか。
ボクの夢は、一流のプロ野球選手になる事です。
そのためには中学・高校で全国大会へ出て、活躍しなければなりません。
活躍をするには、練習が必要です。ボクは三歳の時から練習をはじめています。
3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
だから、1週間中、友達と遊べる時間は、5~6時間の間です。
そんなに練習しているんだから、必ずプロ野球選手になれると思います。
あなたも思い起こしてみて欲しい。
自分の好きなことに費やす時間を努力と思ったことがあるかどうか。
ただ単に「目標」があったからこそ続けられたのではなかっただろうか。
つまり、努力と定義されるものなど存在しないのではないだろうかと思う。
自分の中で価値をつくるのであれば、イチロー選手のように積み重ねることに最も価値があるのではないだろうか。
努力とは、他人がくだす評価にすぎない。
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