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こんにちは。
今日もシンガポールからお届けいたします。

どうやら雨季らしく天気の悪い日が続いています。
スコールというよりは、日本の梅雨みたいな感じです。

さてさて、ここシンガポールに来て、師匠と色々なお話をしていますが、今日はその中でも結構重要なことをシェアしたいと思います。

今日は人生の本質がテーマです。

実は、昨日お伝えした「自分らしく生きる」と話は続いています。

変わろうと意識して自分らしく生きてみると、周りの反応も当然のごとく変わってきます。
一番分かりやすい言葉が「最近なんか変わったね…」です。

まあ、当然と言えば当然ですよね。
だってあなたは変わろうと意識してるワケですから。

でもね、周りは今までと同じだから徐々に歪みというか、差というか、、、が出てきてしまいます。
突然うまれるあなたとの差に違和感を感じて、周りから「変わらないでほしい…」と言われることもしばしばあるようです。

では、

そもそも、なぜ周りの人たちはあなたに変わって欲しくないのでしょうか？

これは誰にでも起きる現象というか、人間本来の性質というか、、、が関係しています。
実はあなた自身もそんな性質をもっているってことは覚えておいてください。

ちょっと難しい話になりますが、ホメオスタシスという性質が関係しています。
ホメオスタシスという言葉の意味は調べていただきたいのですが、簡単に説明すると、生体が外部環境の変化に関わらず、生命を一定に保つとされている生理的状態のことを表しています。

端的に説明すると、「変化を嫌う性質」ということなんです。

なので、あなたが変われば変わるほど、周りは応援どころか変わらないでと願ってしまうんです。
これは人間が元来持っている性質なので致し方がないことのように思えてなりません。

これが俗にいう「ドリームキラー」だったりします。

あなたの周りがこの状態に陥ったとき、あなたは何らかしらの道を選択することになります。

一番多い選択が、「辞める」ということです。
周りに反対されると、自分が変わろうとすること自体を放棄してしまうんですね。

では、

どうしたら自分が変わり続けることができるでしょうか？
どうしたら周りが応援団になってくれるでしょうか？

ここシンガポールにきて、一番の気づきがこの部分でした。

僕は頭では理解しているつもりでしたが、実は一番重要な部分が分かっていませんでした。
それこそが、人生の本質だったんです。

昨日お伝えした「自分らしく生きる」そのものがこの重要な部分だったんです。

それは、、、

「自分の生き方を貫いて自己開示し続ける」ということです。
コミュニケーションを取るときに、ついつい自分自身を「良く見せよう」と思うあまり、本当の自分を見せていないことってありませんか？
おそらくあなたも該当者だと思います。

これでは一向に「自分らしく生きる」ことなどできません。

自己開示とは、あなたの「良い部分」だけを見せるのではなく、「悪い部分」「恥ずかしい部分」なども見せる行為のことです。

昨日も書いたように、明るいあなただけが「あなた」ではなく、暗いあなたも「あなた」なんです。
良いも悪いもひっくるめて全部が「あなた」だということです。

恥ずかしい部分や失敗した部分を開示することは、あなたを丸裸にする行為なので耐え難いかもしれません。
ですが、すべてが「あなた」なんです。

自分をさらけ出す行為こそ、人間臭さがあり、人々は共感し、そして心動かされるものなんです。
そうして周りを巻き込みながら、より自分らしく生きることこそ、人生の本質のように感じます。

ここシンガポールに来て、人生で一番大切な本質に気づけたこと、その本質に気づかせてくれた師匠に感謝です。

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